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住友林業、アメリカの分譲住宅事業会社を子会社化 全米におけるネットワーク拡大

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資源環境事業や住宅事業等を手掛ける住友林業【1911】は、平成29年1月31日、100%出資子会社Sumitomo Forestry America, Inc. を通じて、米国Edge Homesグループを傘下に収めるEdge Utah HoldCo, LLCの持分70%を取得し、住友林業の連結子会社とすると発表した。なお、取得価額は約73億円。

今回出資するEdge Homesグループは、ユタ州ソルトレイクシティにおいて分譲住宅事業を展開しており、安定的な成長を続けている。この地域は雇用や経済環境が良好で、今後も着実な住宅需要が見込まれており、過去5年間の人口増加率が10%を超える一方、失業率が全米平均を下回る等、米国で最も成長が期待される都市の一つとなっている。

Edge Homesグループへの出資により、全米におけるネットワークの拡大を実現することで、住友林業グループ住宅会社間のシナジー効果が期待できるとともに、米国での年間販売棟数目標である5,000棟の達成を確実なものとしたい考え。

住友林業グループは、国内外において「川上」の植林・山林事業から「川中」の流通事業や製造事業、そして「川下」の住宅関連事業まで、木を軸とした幅広い事業をグローバルに展開している。その中で、海外における住宅関連事業は、米国・豪州・アジアと広く展開し、事業拡大を進めており、成長市場に対しては積極的に対応していくとしている。