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住友ゴム工業、英国のタイヤ卸・小売グループを買収 英国での「FALKEN」ブランドのプレゼンス向上へ

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タイヤ、スポーツ用品の製造を手掛ける住友ゴム工業【5110】は、英国のタイヤ卸・小売会社を傘下に持つ持株会社であるMicheldever Group Ltd.(以下「MD」)の全株式を、同社の株式を保有するPEファンドである英国のGraphite Capital Management LLP.等より取得し、子会社化すると発表した。なお、取得価額は約312億円(215百万ポンド)。

MDは、傘下に英国のタイヤ卸・小売会社であるMicheldever Tyre Services Ltd.(以下「MTS」)等を保有する持株会社。MTSは、英国内の約6000以上の小売店、自動車修理工場等にタイヤ卸を行う他、直営のタイヤ小売チェーン「PROTYRE」を英国内に約100店展開し、英国市販タイヤ市場において年間約600万本を販売する英国大手のタイヤ販売会社である。

住友ゴム工業は、平成27年10月のグッドイヤーとのアライアンス契約解消に伴い経営の自由度が増した欧州市場において、生産増強及び販売拡大策を積極的に進めている。

今回、その一環として、英国市場における「FALKEN」ブランドのプレゼンス向上を目的に MDを子会社化するもの。

これにより、欧米事業の拡大を加速し、グローバル展開を更に進めたい考え。

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