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藍澤證券、日本アジア証券の子会社化で基本合意 営業展開でのシナジー期待

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外国株の取扱いに注力する独立系中堅証券会社の藍澤證券【8708】は、日本アジアグループ【3751】の子会社である日本アジア証券の株式を取得し、藍澤證券の連結子会社とすることについて、日本アジアグループと具体的な協議を進めていくことに関して、基本合意に至ったと発表した。

藍澤證券は、地域密着型営業を中心として、関東、東海、関西、中国地方において地元に根付いた店舗展開を進めてきた。同社は、平成30年に100周年を迎える証券会社であるが、他社に先駆けたアジア株式の取り組み、証券会社として初めて『経営革新等支援機関』の認定を受けるなど、時代のニーズに合わせて事業を展開している。

一方、日本アジア証券は、時代のニーズに沿って米国株、アジア株等の外国証券を積極的に扱ってきた証券会社であり、関東、関西を中心に店舗展開している。

藍澤證券と日本アジア証券は、共に外国株に注力しており営業戦略に隔たりが少なく、日本アジア証券の支店網には藍澤證券を補完する店舗が多いことなど、営業展開において様々なシナジーが期待されることから、今回、子会社化に向けて協議を進めるもの。

日本アジア証券を藍澤證券のグループ会社に迎え、グループの営業基盤の拡大を図るとともに、藍澤證券が展開する相続サポート、中小企業や事業主に対するビジネスマッチング等のビジネスサポート、企業に対する経営革新等支援機関としてのサポートといったソリューションサービスを導入し、顧客に更なる質の高いサービスを提供することで、グループの持続的な成長と更なる企業価値の向上を図りたい考え。