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タカラバイオ、米国の研究用試薬メーカーを子会社化 より幅広い製品・サービスの提供へ

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遺伝子研究用試薬や理化学機器などの製造・販売を行うタカラバイオ【4974】は、100%子会社であるTakara Bio USA Holdings Inc.(以下「TBUSH」)が、米国の研究用試薬メーカーであるRubicon Genomics, Inc.(以下「Rubicon」)の株式を取得し子会社化することについて、買収合意書を締結したと発表した。なお、ネット有利子負債を含む買収対価の総額は約8858百万円(75百万米ドル)。

タカラバイオグループでは、近年利用が盛んな次世代シーケンサー用試薬キットの開発に注力しており、特にClontechブランド製品では、独自施術を用いた超微量RNAサンプル解析用調製試薬キットを提供している。

一方Rubiconは、独自の超微量DNAサンプル解析用調製技術を有しており、同技術を用いた次世代シーケンス解析用試薬キットを提供している。

買収後は、Rubiconとタカラバイオグループの持つ超微量核酸サンプル解析調整技術、さらに平成29年3月に買収予定であるWaferGen Bio-systems, Inc.の次世代シーケンス解析用前処理システム(装置)が補完的に組み合わさることにより、超微量核酸サンプル解析領域でより幅広い製品・サービスを提供することが可能となり、高い相乗効果を期待するもの。