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パナソニック、車載リレー事業を担う連結子会社2社間で吸収合併 車載リレー事業の更なる効率経営へ

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大手総合電機メーカーのパナソニック【6752】は、100%連結子会社であるパナソニック デバイス帯広(以下「PID帯広」)と、同じく100%連結子会社であるパナソニック デバイス タイコー(以下「PIDタイコー」)を、2017年4月1日を効力発生日として、吸収合併により統合すると発表した。PID帯広を存続会社とし、PIDタイコーを消滅会社とする吸収合併となる。また、存続会社であるPID帯広は、合併後、「パナソニック スイッチングテクノロジーズ」に社名を変更する予定。

近年、自動車業界では、環境規制の強化により、パワートレイン分野においてハイブリッド車(HEV)からより環境性能に優れたプラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)へ開発がシフトしている。

パナソニックでは、車載リレー/EVリレーをPID帯広で、車載リレーをPIDタイコーで夫々事業を行っている。リレーとは継電器のことで、車載用リレーは、ワイパー、ウインカー、パワーウインド、ドアロック、ランプなどの電装ユニットに使用される。

昨今の環境変化に対応し、2社に分散する経営資源を統合することで、高容量化するEVリレーの開発力強化を図るとともに、車載リレー事業のさらなる効率経営を進めるもの。

なお、PIDタイコーは新会社の大田原拠点として引き続き操業する。