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電通、米国の多文化対応型総合広告会社の株式100%取得で合意 米国における成長戦略を加速

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広告大手の電通【4324】の海外本社電通イージス・ネットワークは、米国において多文化に対応した広告コミュニケーション・サービスを提供する総合広告会社Gravity Media, LLC(以下「グラビティー・メディア」)の親会社であるFindr Group(ファインダー・グループ)の株式100%を取得することについて、同社株主と合意したと発表した。

2009年にPR会社としてスタートしたファインダー・グループは、現在では3つの企業からなるグループへと成長。多文化・多言語のクリエーティブに対応する総合広告会社「Gravity Media」、総合デジタルエージェンシーの「Findr Interactive」、PRサービスを提供する「Triomphant Communications」の3社である。グラビティー・メディアが、基幹エージェンシーとしての役割を担い、専門性の高いデジタルとPRの領域を担う他の2社と連携することで、顧客企業に高品質なサービスを提供している。

米国は多文化で成り立っており、米国国勢調査局の推計によると2030年には人口に占める多文化層の割合は更に増加し、4割に達すると見られている。そのため、顧客企業からはこれまで以上に、多様な文化背景を持つ生活者にきめ細かく対応したサービスの提供が求められている。

電通は、こうした状況を踏まえ、多文化向けの広告コミュニケーションに定評のあるグラビティー・メディアを買収するもの。

今後電通は、米国に展開するグループ各社とグラビティー・メディアなど3社との連携を図っていくことで、米国における成長戦略を加速させる考え。

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