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エルナー、中国のアルミ電解コンデンサ製造企業と資本業務提携 中国市場での積極的な需要取り込みへ

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  • 2016年11月14日

各種コンデンサーとプリント配線板の製造を行うエルナー【6972】は、南通江海電容器股份有限公司(以下「南通江海電容器」)との資本業務提携に関する基本合意書の締結及び南通江海電容器を割当先とする第三者割当による新株式の発行について決議したと発表した。資本提携として、エルナーが第三者割当により発行する株式を、南通江海電容器が全て引受ける。なお、この増資による調達金額は、999百万円。

南通江海電容器は、中国においてアルミ電解コンデンサを製造販売する上場企業である。エルナーとの関係は昭和60年から始まり、平成5年以降、エルナーは同社に対して技術供与及び技術指導、アルミ電解コンデンサの生産委託を行っている。その後、平成23年には中国に機能性高分子アルミ電解コンデンサ製造販売の合弁会社を同社との間で設立するなど、30年以上の長きに渡り様々な取引を通じて良好な関係を築き上げてきた。

エルナーグループは、今後、更に電装化が進み市場成長が見込まれる車載関連市場に重点を置き事業拡大を進めており、車載関連向け販売がグループの事業の中心となっている。また、南通江海電容器においても中国市場における車載関連向け販売の拡大を図っており、以前よりアルミ電解コンデンサ生産工場における中国での合弁の打診を受けていた。

今回の資本業務提携の目的は、エルナーグループの海外生産拠点としてはタイとマレーシアがあるものの、中国には車載電装及び産業機器向けリードタイプのアルミ電解コンデンサを製造する拠点を有しておらず、今後も車載関連需要の成長が見込まれる中国市場での積極的な需要取り込み、コスト競争力の強化とサプライチェーンの強化を図るための生産体制を構築するため、車載電装及び産業機器向け高性能・高品質のアルミ電解コンデンサの生産拠点を中国に合弁で設立し、両社が対等なパートナーシップの精神の下、相手方の有する経営資源を有効活用しお互いの事業を補完していくことにより、両社の事業を拡大させるとともにエルナーグループの利益拡大を図り、グローバル企業として中長期的な企業価値を向上させることにある。