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マルイチ産商、丸水長野県水の事業分割会社を子会社化

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  • 2016年11月8日

水産中心の総合食品卸・開発と輸入を手掛けるマルイチ産商【8228】は、丸水長野県水(以下「現・丸水長野県水」)が事業を分割し、新たに設立する分割会社(以下「新・丸水長野県水」)の株式を取得して、子会社化すると発表した。

長野県の食品卸売業を取り巻く環境は、生活者の節約・低価格志向を背景とした価格競争の継続や、労働人口の減少による人手不足を起因とする物流関連費用等の上昇、県内流通市場への県外資本の参入による競争激化など、事業環境は年々厳しさを増している。また、少子高齢化など社会構造の変化に伴う生活者ニーズの多様化・高度化といったマーケットの変化への的確な対応が求められている。

マルイチ産商と現・丸水長野県水は、水産物、畜産物、デイリー食品、冷凍食品、加工食品等の流通を担う食品卸売業として、安定的かつ効率的に食品を供給することで生活インフラを維持することを社会的使命に、半世紀以上に亘り互いに企業価値を高めてきた。同じマーケットで顧客ニーズに応える為の機能強化を追求した結果、「生鮮を基軸としたフルライン食品卸」 という全国的にもユニークな事業・業態に互いが辿りつき、現在に至っている。

本件の目的は、マルイチ産商と現・丸水長野県水の両社が強みとして保有する調達・加工・配荷機能や地域密着型のリテールサポート機能等をそれぞれが経営の自立性・独自性を保持しつつ、さらなる強化・高度化を図ることで県内の食品流通のさらなる発展を目指すことにあり、調達・配荷物流における共配の推進など、シナジーの創出によって付加価値の高い機能とサービスの提供に取り組み、グループ企業として共に持続的成長を図っていくもの。

本件のスキームについては、現・丸水長野県水が今後の事業継続に必要な資産及び当該承継資産見合いの負債を新会社「新・丸水長野県水」に承継させる新設分割であり、マルイチ産商が新・丸水長野県水の全株式を現・丸水長野県水から取得する。