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メルシャン、ドメーヌ・カズ社の一部株式取得 グループの発展へ繋げる

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酒類の製造販売を手掛けるメルシャンは、ADVINI SA(以下「アドヴィニ社」)グループのCAZES SAS(以下「ドメーヌ・カズ社」)が追加発行する株式278株(新規発行株式)を取得したと発表した。これに伴い、メルシャンはドメーヌ・カズ社の約10%の株主となる。なお、株式取得は2016年9月に手続き完了している。

メルシャンは、フランス最大級のワイングループの一つであるアドヴィニ社と安定した関係を構築し、ドメーヌ・カズのブランド育成への協力や知見を得て、ドメーヌ・カズの売上を伸ばし、メルシャングループの発展に繋げていく考え。

ドメーヌ・カズ社はフランスの大手ワイングループのアドヴィニが所有する、フランス最大級のビオディナミ農法を実践し、南仏ルーシヨンの中心、リヴザルトに位置するワイナリーである。1994年から除草剤、殺虫剤、化学肥料を使わない栽培法に切り替え、エコセールとNOPによる有機認証を取得した。1997年以来、ビオディナミ農法を採用、現在220haに及ぶ自社畑を所有している。また、ドメーヌ・カズのワインは、パリ、ロンドンを始めとする多くの都市で300以上のメダルが授与されているほか、世界の星付きレストランのメニューで取り扱われ、その品質の高さは広く知られている。

メルシャンは、ワイン事業スローガン「ワインのおいしい未来をつくる。」のもと、ワインのある豊かな時間を通じて、さまざまな提案を続けていくとしている。