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ヤマト・インダストリー、ハイモールドを子会社化 業容拡大目指す

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プラスチック製品の企画・設計等を手掛けるヤマト・インダストリー【7886】は、ハイモールドの発行済株式の100%を取得し、子会社化すると発表した。

ヤマト・インダストリーグループは、子会社を含む6社で構成され、合成樹脂成形関連事業及び物流機器関連事業を主な事業として展開している。

海外拠点においては、中国に一国集中にしているリスク回避を前提に、昨年フィリピンにプラスワン生産拠点として、日系の精密機器用プラスチック事業会社の株式取得(子会社化)を行い、中国&フィリピンの海外生産体制は構築できている。

国内体制においては、ヤマト・インダストリーの生産能力不足による売上低迷を補い、また将来の生き残りを目指すため、同業他社との業務提携を模索中であったが、今回、ハイモールドを子会社化することは、その延長線上にあり、事業引継(事業継承)を目的とした株式取得(子会社化)をすることにより、大型成形分野(1,000t以上)への参入が可能となり、ヤマト・インダストリーグループの得意とする中・大型成形と合わせてシナジー効果が期待でき幅広い営業展開を図ることが可能となる。

また、ハイモールドは、業歴34年で培われた設備、技術力、人材を有しており、シナジー効果により、全体の最適化、効率化が期待でき、ヤマト・インダストリーグループの更なる発展と業容拡大が実現できるものと判断し、今回の子会社化を決定したもの。