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コーセル、連結子会社を吸収合併 経営の効率化へ

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スイッチング電源とノイズフィルタの専業メーカーであるコーセル【6905】は、平成29年1月21日を効力発生日(予定)として、100%出資の連結子会社である大洋電子工業を吸収合併すると発表した。コーセルを存続会社とする吸収合併となり、大洋電子工業は解散する。

コーセルは、各工場や家庭に送られてくる交流電力(AC)を、安定した直流電力(DC)に変換する「直流安定化電源装置」を製造。なかでも半導体の高速スイッチング作用を利用した「スイッチング電源」はコーセルの主力製であり、スイッチング電源は、小型・軽量・高効率であることから情報通信機器や医療用機器、FA機器をはじめとするほとんどの電子機器に使用されている。また、2005年からは電子機器を様々なノイズから保護するノイズフィルタにも取り組み、製品化している。その中で、大洋電子工業は、直流安定化電源の組立・加工を行っている。

今回、100%出資の連結子会社である大洋電子工業を吸収合併することにより、経営資源の集約と経営効率化を図るもの。