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三菱重工業、会社分割によりテストセル及びサイレンサ事業を子会社へ承継

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総合重機メーカーの三菱重工業(以下「三菱重工」)【7011】は、平成29年4月1日を効力発生日として、同社が営むテストセル(航空機エンジンの運転試験装置)及びサイレンサ(航空機用の消音装置)事業について、100%出資子会社である三菱重工メカトロシステムズ(以下「MHI-MS」)に承継させる会社分割を行うと発表した。

MHI-MSは2009年の発足以来、三菱重工グループの中小規模製品を集約・統合し、財務基盤の安定と収益力強化に取り組んできた。ITS(高度道路交通システム)、油圧・機械、機械装置、立体駐車場、鉄構プラント、食品包装機械などの幅広い事業を手掛けている。

三菱重工のテストセル及びサイレンサ事業の製品は、試験装置等の機械装置を取り扱うMHI-MSの製品との技術的親和性が高く、事業移管により人材の有効活用と事業拡大が図れると判断、今回、当該事業並びにこれらに付帯する事業を、会社分割によりMHI-MSへ承継するもの。