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武田薬品工業、英国の創薬・開発企業に合計で最大7億9000万米ドルを出資

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  • 2016年10月12日

大手製薬メーカーの武田薬品工業(以下「武田薬品」)【4502】は、Humabodyに基づく英国の創薬・開発企業であるCrescendo Biologics Limited(以下「Crescendo」)と、アンメットメディカルニーズの高いがん領域におけるHumabodyを用いた治療薬の創製、開発および販売に関して、グローバルでの戦略的提携およびライセンス契約を締結したと発表した。

Crescendoは、がん領域における強力で非常に特徴的なHumabody製剤の創出・開発を行うバイオ医薬品会社である。Humabodyは、分子サイズが極めて小さく活性の高い新規タンパク製剤であり、同社が特許を取得している。

武田薬品は、Crescendoならびに同社の他に類を見ない、小分子かつカスタマイズ可能なHumabody製剤を開発する革新的な技術に可能性を見出し、この技術ががんの治癒を目指す武田薬品にとって極めて重要であり、Crescendoの技術を活用することにより、次世代の、高度なモジュール構成のがん分子標的治療薬を開発することが可能になると判断、今回の出資・提携を行うもの。

この契約に基づき、Crescendoは、契約一時金、出資金、研究費、前臨床開発費として、最大で合計約3723百万円(3600万米ドル)を受け取る権利を有し、武田薬品は、提携に伴うHumabody製剤の開発権と販売権を取得。また、Crescendoは、臨床開発、承認申請、販売の各段階において、最大で合計約78000百万円(7億5400万米ドル)を受け取る権利とともに、武田薬品から売上に応じたロイヤリティを受け取る権利を有することとなる。