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ケネディクス、子会社がタイの不動産開発会社の株式取得 収益基盤拡大目指す

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不動産ファンドを運営するケネディクス【4321】は、シンガポール子会社であるKenedix Asia Pte. Ltd.(以下「Kenedix Asia」)が、タイの上場持株会社であるAIRA Capital Public Company Limited(以下「AIRA Capital」)傘下の不動産開発会社であるAIRA Property Public Company Limited(以下「AIRA Property」)の株式20%をAIRA Capitalより取得すると発表した。なお、取得価額は非開示。

ケネディクスは、平成27年2月10日付策定・公表の中期経営計画における重点施策の一つとして、海外投資家の開拓や海外不動産投資等、海外展開の推進を掲げてお り、アジア地域での事業拡大を図るべく、昨年5月にシンガポール現地法人としてKenedix Asiaを設立した。Kenedix Asiaは、昨年12月にはベトナムの首都ハノイに所在するオフィスとサービス・アパートメントから成る9階建ての複合ビルに投資を行っている。

今回、Kenedix Asiaにおける海外投資第2号案件として、新たにタイにおける事業拡大及び投資収益獲得を図るべくAIRA Propertyの株式を取得するもの。

AIRA Propertyは現在、バンコク中心地においてオフィスビルの開発を行っているが、将来的には開発及び投資した不動産ポートフォリオを活用してタイにおける上場不動産投資信託(REIT)組成・運用も視野に入れている。ケネディクスグループが有するREITの組成・運用ノウハウと、AIRA Capitalが有するタイ及び金融分野における知見やネットワークを、AIRA Propertyにおいて融合させることで、タイにおける事業展開を加速していく考え。

ケネディクスは引き続き、Kenedix Asiaにおけるアジア地域での更なる事業機会の獲得を通じて、ケネディクスグループAUM(受託資産残高)の成長に取り組むと共に、ケネディクスのアセットマネジメント事業の収益基盤拡大を目指すとしている。