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果実堂、辻製油と資本・業務提携&合弁会社設立 ベビーリーフ事業開始へ

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  • 2016年10月5日

日本最大級の有機栽培ベビーリーフメーカーである果実堂は、天然素材由来の調味料などを開発・供給する辻製油との間で資本・業務提携を行い、両社が共同出資で設立したうれしの農園の開業準備を進めてきたが、2016年9月30日にベビーリーフパッキング工場が完成し、ベビーリーフ事業を開始できる見通しなったと発表した。

2005年設立の農業ベンチャー企業である果実堂は、2008年よりベビーリーフ(野菜の幼葉の総称)の大規模自社栽培に着手。自社内にベビーリーフ専用の研究所を有し、全ての栽培データをITを駆使して網羅的に管理するとともに、土壌、水分、温度、微生物等の至適条件に基づくサイエンス農業を実践している。

一方、提携先である辻製油は 1947年に国産菜種搾油専門工場としてスタートし、とうもろこし胚芽の搾油にも着手するなど食用油の製造を中心に発展。機能性食品の開発にも注力し、大豆レシチンメーカーとしては日本で唯一の存在であり、世界にも通用する技術力を有している。

今回、果実堂と辻製油は資本・業務提携(辻製油が果実堂に対して持株比率1.6%の資本参加)を行い、三重県松阪市に合弁でうれしの農園を設立したもの。現在、3.5haの農地を確保し、果実堂が独自開発した低コスト高機能ビニールハウス「高瀬式14回転ハウス」36 棟の建設を進めている。うれしの農園で生産したベビーリーフの初出荷は、2016年11月1日を予定。

果実堂は、うれしの農園をグループの中部・関西地方への生産供給拠点と位置付けており、3年後には従業員数20名、栽培面積10ha、年間生産量250トン体制の構築を目指す。