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ルネサスエレクトロニクス、米国の半導体会社を子会社化

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  • 2016年9月13日

大手半導体メーカーのルネサスエレクトロニクス【6723】は、米国の半導体会社であるIntersil Corporation(以下「インターシル社」)をルネサスエレクトロニクスの完全子会社とすることについてインターシル社と合意すると発表した。なお、取得対価は約3,219億円。

ルネサスエレクトロニクスグループはこれまで、変動の大きい半導体市場において安定かつ継続的に利益を生み出す企業体質を目指した構造改革の遂行により、財務基盤の安定化に一定の目途をつけ、現在、グローバルに勝ち残 るための新たな成長戦略に取り組んでいる。この成長戦略の実現を更に加速させるため、今回のインタ ーシル社の買収を決定したもの。

インターシル社は主に、産業やインフラ、車載、航空宇宙向けなど特に信頼性や性能が重視される市場向けに、パワーマネジメントICや高精度アナログなどのアナログ半導体製品の開発、製造、販売・サービスの提供を行うグローバル企業である。

ルネサスエレクトロニクスは、自動運転化やEV/HEVなど市場の拡大が期待される自動車分野において、グローバルトップクラスのポジションを長年にわたり維持している自動車向け半導体に加え、Industry 4.0など新しい取り組みが進む産業分野やインフラ分野、成長著しいIoTなどを成長戦略の柱として、集中を加速している。

今回のインターシル社買収によりルネサスエレクトロニクスは、(1)今後の戦略的集中分野において不可欠な要素デバイスのひとつであるパワーマネジメント関連アナログ製品のラインナップ強化、(2)ルネサスエレクトロニクスのマイコンとインターシル社の高精度なアナログ製品をキットとして顧客に提供するソリューション提案力の強化、(3)日本国外における拡販力の強化、(4)複数の米半導体企業における経営経験が豊富なインターシル社のマネジメントチー ムがルネサスエレクトロニクスグループに加わることによるグローバルマネジメント力の強化が期待できるとしている。