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3845

アイフリークモバイル、第三者割当増資を実施 財務体質の強化へ

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  • 2016年9月8日

携帯電話向けモバイルコンテンツを提供するアイフリークモバイル(以下「アイフリーク」)【3845】は、第三者割当による新株式及び新株予約権の発行について決議したと発表した。なお、この増資による調達金額は358百万円。

アイフリークの関連するモバイルコンテンツ業界においては、フィーチャーフォンからスマートフォンへの端末変更がより一層進み、さらに、タブレット端末の利用者も増加。これにより、インターネットサービス及びアプリケーションの利用、電子書籍の閲覧等、スマートデバイスによるコンテンツ利用シーンが拡大してきている。

このような経営環境のもと、アイフリークは、モバイルコンテンツ事業の持続的な成長と関連事業の育成を進めてきたが、営業利益は継続的な利益の確保がなされず、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が潜在的に存在していると見られる。また、事業資金面については、当面の事業資金は確保されているが、モバイルコンテンツ業界を取り巻く環境の変化や事業競争環境が激しいこと等もあり、平成29年3月期の業績予想においても、利益面の回復には至っていないため、前期から引き続いて純損失となる見込みだという。

一方でアイフリークは、イラスト等のデジタルコンテンツの確保にあたり、クリエイター支援サイト「CREPOS(クリポス)」等によって、外部クリエイターをネットワーク化している。今後は更に、自らの作品を日常で活かしたいというクリエイターの希望に答えつつ、このクリエイターネットワークを有効活用したWebデザイナー等の人材の確保の場としての機能強化を図り、ユーザーや取引先への受託サービスを提供する機会を増やし、収益貢献に繋げたい考え。そして、新たに労働者派遣事業の許可を取得することによって、既存のシステムエンジニアサービスと労働者派遣事業を兼ねた、コンテンツ・クリエイター・サービス(以下「CCS」)の事業化を進めることを検討している。

今回の資金調達は、まず平成29年4月の社債償還に備える十分な財務体質の強化と継続企業として安定した資金の確保を行うために、同社の資金需要及び割当予定先の資金余力等も勘案し、割当予定先との協議の結果、新株式及び新株予約権の発行によって資金を確保するとともに、モバイルコンテンツ事業及びファミリーコンテンツ事業の発展並びに CCS 事業の開始を想定した取り組みを行うための資金需要に、新株予約権の発行により備えるもの。