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Jトラスト、BTCボックスの株式売却 フィンテック事業の集約化図る

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金融持株会社のJトラスト【8508】は、ブロックチェーンを活用した新たなビジネスへの進出を目指して、フィンテック事業の取り組みを開始しているが、経営資源の効率化や厳格なガバナンス・コンプライアンス体制の確立のため、100%子会社であるJトラストフィンテックに、フィンテック事業の集約化を図ることとし、Jトラストが保有していたBTCボックスの全株式(15.97%)を、夢真ホールディングス【2362】に売却したと発表した。

Jトラストグループは、ビットコインといったブロックチェーンを活用した新たなビジネスに進出しており、100%子会社であるJトラストフィンテックを設立している。Jトラストフィンテックは、平成28年6月20日に、国内最高水準の「使いやすさ」と「安心感」のあるビットコイン取引サービスである「J-Bits」をスタートさせ、事業を拡大してきている。

フィンテック事業は、今後、大きな発展が見込まれている一方で、ビットコインにかかるサービス提供については、法整備が完了し、金融庁の監督下に置かれることになるなど、ガバナンスの強化及び、厳格なコンプライアンス体制の確立が急務となっている。

以上のようなフィンテック事業を取り巻く環境の変化を踏まえて、経営資源の効率化及び、厳格なガバナンス・コンプライアンス体制の確立の観点から、フィンテック事業は、連結子会社であるJトラストフィンテックに集約することとなったもの。

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