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昭和電工、JXエネルギーと合弁会社の持分をライオンデルバセルから取得 競争力強化へ

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化学メーカーの昭和電工【4004】は、JXホールディングス【5020】傘下で石油製品の精製及び販売等を行うJXエネルギーならびにオランダの化学メーカーであるライオンデルバセルグループ(以下「LYB」)と、3社が出資する合成樹脂ポリプロピレンメーカーであるサンアロマーの株式の50%にあたるLYB持分を、昭和電工ならびにJXエネルギーが取得することについて、3社間で最終合意したと発表した。

LYBは、世界最大のポリプロピレンの生産規模を誇り、ポリエチレンや触媒においても世界で主要な生産社の一つである。また、ポリプロピレンやポリエチレンの生産プロセスの開発やライセンスについても多く保有している。

サンアロマーは、LYBと昭和電工、JXエネルギーを株主として誕生した合弁会社で、汎用樹脂ポリプロピレンの生産・販売・研究を行っている。

今回の株式取得にあたっては、2016年8月31日に昭和電工およびJXエネルギーが出資するエスディーケイ・サンライズ投資(以下「SSI」)が、LYBより株式を取得する。また、株式取得後、2016年11月1日付で、サンアロマーを存続会社とする吸収合併方式により、SSIとサンアロマーは合併する予定。なお、サンアロマー・LYB間の技術・マーケティング・販売等に関わる提携は、これまで通り継続する。

昭和電工、JXエネルギー両社にとって、ポリプロピレン事業は、オレフィンチェーンの中核をなす事業の一つである。今回の株式取得を契機に、サンアロマーとの連携を一層強化することにより、ポリプロピレン事業の競争力強化を図るもの。

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