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電通、米国のデータマーケティング会社を買収 さらに付加価値の高いサービスの開発・提供へ

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広告大手の電通【4324】の海外本社である電通イージス・ネットワークは、米国独立系で最大級のデータマーケティング会社Merkle Group Inc.(以下「マークル」)のマジョリティー株式を取得することについて、同社株主と合意したと発表した。

マークルは、ローカルのデータ処理からファーストパーティーデータ(顧客データ)分析に関わるようになり、その専門性とノウハウを磨き上げることで、独自のテクノロジープラットフォームを有するグローバルプレーヤーへと成長。サービス領域は、事業戦略や顧客戦略の策定、クラウドを活用したデータ&CRM管理、分析&インサイト、最適なチャネル/メディア/テクノロジー/プラットフォームの活用、クリエーティブやコンテンツの制作、キャンペーンのプランニングと実施など多岐にわたっている。

電通は、今後ますます重要性の高まるデータやテクノロジーを活用したソリューション領域において規模と専門性、新しいケイパビリティーを獲得できる、またその結果、これまで以上に顧客企業の戦略パートナーとしての役割を担えるようになる、既存のサービスやネットワークとの補完関係が戦略的かつ地政学的に成り立ち、シナジーの創出につなげていける、有能な経営チームと多くの専門人材を一度に獲得できる、などと判断、今回、株式の取得を行うもの。

株式取得後、電通は、マークルを電通グループにおける新たなグローバルネットワーク・ブランドとして位置付け、世界各地に展開するグループ各社およびグローバルなプラットフォーム企業との連携を図ることで、シナジーの創出とさらに付加価値の高いサービスの開発・提供に取り組む考え。