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日機装、子会社が米国の深紫外線LEDモジュール開発企業を買収 競争力強化へ

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  • 2016年8月9日

特殊ポンプ、人工透析装置、水質調整システム、複合材成型品等の製造販売を行う日機装【6376】は、連結子会社であるNikkiso America, Inc.(以下「NAI」)が、AquiSense Technologies LLC(以下「AquiSense」)の全発行済み株式を取得すると発表した。なお、取得価額は952百万円(930万米ドル)。

日機装グループでは、深紫外線LEDのチップ、パッケージだけでなく、それらを組み込んだモジュール、システムの開発、製造および販売を行い、技術及び市場の開拓に取り組んできた。

深紫外線LEDは、水や空気の殺菌・消臭、医療用途の殺菌・治療、表面改質や樹脂/インク硬化用の光源、分析・計測機器向けの光源など、非常に広範な用途での使用が期待されている。深紫外線LEDの小型化、高効率化、長寿命化、低コスト化の進展により、環境に配慮した器具・装置に対するニーズの高まり、新興国の生活水準向上に伴う用途への展開を図ることで、既存の水銀ランプの代替のみならず、水銀ランプでは満たすことができなかった大きな需要伸長が見込まれる。

AquiSenseは、水殺菌、空気殺菌、表面殺菌、計測分野向けに、深紫外線LEDを用いた製品の開発、製造および販売を行っている。なかでも同社は、深紫外線LEDを用いた水殺菌モジュール”PearlAqua”を既に上市し、グローバルに本格販売を開始している。

日機装は、今回のAquiSense孫会社化により、深紫外線LED事業での市場の開拓をより加速、さらに同社が持つ深紫外線LEDのモジュール、システムに関する先進技術の獲得により、日機装グループ全体として深紫外線LEDのモジュール、システムにおける競争力の強化を図るもの。