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アステラス製薬、米国の生産子会社をAvara社へ譲渡

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製薬会社のアステラス製薬【4503】は、子会社のアステラスUSホールディングInc.(以下「アステラスUSホールディング」)がAvara Norman Pharmaceutical Services, Inc.(以下「Avara社」)との間で、生産子会社であるアステラスファーマテクノロジーズInc.(以下「アステラスファーマテクノロジーズ」)の全株式をAvara社へ譲渡することについて合意し、株式譲渡契約を締結したと発表した。

アステラス製薬は、急速な環境変化にしなやかに対応できる組織・仕組みを構築することで、オペレーションの一層の高質化・効率化に継続的に取り組んでいる。生産・技術面においても、自社の機能強化に加え、外部リソースを有効活用することにより、高品質な医薬品の安定供給を効率的に行うことのできる、変化に強い生産体制の確立を推進している。

今回の取り組みの一環として、 アステラス製薬の医薬品の製剤・包装を行うノーマン工場(米国、オクラホマ州)を保有するアステラスファーマテクノロジーズの全株式をAvara社へ譲渡することで同社と合意したもの。

株式の譲渡に際し、ノーマン工場の従業員はAvara社へ移籍することになり、雇用は継続される予定で、また、現在ノーマン工場で行っている医薬品の製造は、同社への製造委託により引き続きノーマン工場で行う予定となっている。

Avara社は、全世界に8,500名以上の従業員と60か所の工場を有するAmerican Industrial Acquisition Corporation(米国)の一員として医薬品の受託製造ビジネスを展開しており、今回の株式譲渡後もAvara社で製造されたアステラス製薬製品を安定的に顧客に届けることができるとしている。