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産業革新機構、アルプス・グリーンデバイスの株式をアルプス電気に譲渡

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  • 2016年8月2日

官民出資の投資ファンドである産業革新機構(以下「INCJ」)は、保有するアルプス・グリーンデバイス(以下「AGD」)の全株式について、スイッチ、センサー、チューナー、光関連部品など、各種電子部品の開発・製造・販売を行うアルプス電気【6770】に譲渡すると発表した。

INCJは2010年3月、低炭素社会の実現に不可欠なデバイス開発を事業とする新会社AGDへの投資を決定し、継続的に支援を行ってきた。これまでAGDは、同社事業の中核技術となる磁性材料技術、薄膜プロセス技術を活用して、独自の材料を用いたパワーインダクタや小型で優れた応答性を有する電流センサなどの開発に取り組み、機器の電源の高効率化や電力制御の高精度化に貢献し、市場での高い評価を得ている。

一方、アルプス電気ではエネルギー市場を重点テーマとして捉え、AGDが開発した製品を搭載した小型・高効率な電力変換モジュールを新たに商品化するなど、同事業の本格化に向け取り組んでいる。今後、アルプス電気は同社のパワーエレクトロニクス事業とAGD事業との連動性を高め、同社が取り組むオープンイノベーションとのシナジー創出を強化する。

これらは、AGD事業のビジネス展開を加速させるとともに、オープンイノベーションを通じた次世代産業を育成するというINCJの投資目的にも適うと判断、今回、INCJは保有するAGDの全株式をアルプス電気に譲渡するもの。