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東洋製罐グループ、マレーシアの孫会社の株式を譲渡 重点事業に経営資源を集中へ

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  • 2016年8月1日

包装容器などを扱うグループの持株会社である東洋製罐グループホールディングス(以下「東洋製罐HD」)【5901】は、連結子会社である東洋製罐が保有する Malaysia Packaging Industry Berhad(以下「MPIB」)の株式のすべてを、包装フィルムの製造などを手掛ける大成ラミック【4994】に譲渡すると発表した。なお、譲渡価額は98百万円。

東洋製罐グループは、海外戦略の一環として、成長著しいASEAN地域においてMPIBをフィルム事業の拠点と位置付けることが、グループのグローバル化の進展および企業価値の向上に寄与するものと判断、平成18年3月30日付でMPIBを子会社化した。MPIBは近隣地域であるタイ、ベトナム、インドネシアへの輸出など、ASEAN地域におけるフィルム事業の拠点として重要な役割を果たしてきたが、近年は原材料価格の上昇や人件費の高騰などの影響により利益を確保することが困難な状況が続いていた。

一方で、大成ラミックはMPIBの主力製品の一つである食品用包装フィルム事業に強みを有し、海外事業として今後も高い成長が期待されるASEAN地域を新たな成長戦略の柱として位置付けている。

東洋製罐HDと大成ラミックとの間で協議を重ねた結果、東洋製罐が保有するMPIB株式を大成ラミックにすべて譲渡し、大成ラミックがMPIBの経営を主導することが、MPIBのさらなる企業価値の向上につながるとの考えに至り、また、今後の戦略を検討した結果、東洋製罐グループとしても、MPIB株式の譲渡によって既存事業の構造改革の推進、重点事業への経営資源の集中を図ることができるとの判断から、今回の株式譲渡を決定したもの。