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岡部、ホテル事業をアパホテル子会社へ譲渡 経営資源の選択と集中

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  • 2016年7月28日

建設関連製品の製造などを手掛ける岡部【5959】は、保有するホテル事業(オカベ・ノースアメリカINC.およびコースト・ホテルズLTD.)を譲渡することに関して、2016年7月28日付けでアパホテルの完全子会社であるアパホテルインターナショナルINC.との間で株式譲渡契約を締結すると発表した。なお、譲渡価額は163億円。

岡部は、コア事業として「建設関連製品事業」、準コア事業として「自動車関連製品事業」を展開しているほか、カナダにおける「ホテル事業」や将来の柱となる可能性のある「その他の事業」を営んでおり、現在は中長期的な成長が見込まれる耐震・免震・制震分野において新工場建設等により事業拡大を図っている。また、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック後の建設需要の停滞予測もふまえて、 新市場、新分野の開拓に取り組むとともに、国内外で成長戦略に合致する企業数社に対する買収を想定し、具体化に向けて取り組んでいる。

このような中、さらに経営資源の選択と集中を進めるべく、岡部が1988年買収以来営んできたホテル事業をアパホテルインターナショナルINC.に売却することとしたもの。

今後、コア事業・準コア事業周辺における企業買収のほか、国内の技術開発拠点の拡大や、好調な米国における物流拠点整備など、国内外の設備投資をより一層、積極的に行うことなどにより、企業価値ならびに株式価値の長期的な向上に努めていく考え。