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VGホールディングス第一号、鬼怒川ゴム工業に対するTOB開始 グローバル化に対応

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  • 2016年7月19日

日本政策投資銀行(以下「DBJ」)が設立したVGホールディングス第一号は、自動車用ゴム部品メーカーの鬼怒川ゴム工業(以下「鬼怒川ゴム」)【5196】の普通株式及び本新株予約権、を公開買付けにより取得すると発表した。鬼怒川ゴムは、この公開買付けに賛同の意見を表明している。なお、買付け等の価格は普通株式1株につき、金780円。

VGホールディングス第一号は、DBJにより、鬼怒川ゴムの発行済普通株式及び新株予約権を取得及び所有し、鬼怒川ゴムの事業を支配及び管理することを主たる目的として、平成 28年1月に設立された。

鬼怒川ゴムは、自動車用品並びにその他の使用に供するゴム及び合成樹脂製品の製造販売を主として事業活動を展開。日産自動車をはじめとするカーメーカーとの歴年の取引実績を有している。鬼怒川ゴムの主要得意先を含むグローバルな自動車市場は、新興国を中心とする自動車需要の高まりを背景に中長期的な拡大が見込まれており、鬼怒川ゴムの製品についても、更なる需要の拡大が見込まれている。

DBJグループと鬼怒川ゴムとの協議の結果、両者は、鬼怒川ゴムが真のグローバル・サプライヤーとして将来的に盤石なポジショニングを築くためには、戦略的に極めて重要な今後3~5年程度の限られた時間軸の中で経営課題を解決し、必要な施策を完遂することができるか否かが、重要な分岐点になると認識。そのような共通認識の下、DBJグループのリソースを活用しながら、経営課題の解決のための施策に同時並行的に取り組むことが将来の成長を加速化することに繋がり、結果として鬼怒川ゴムの長期的な企業価値向上に資するという認識で一致、今回、公開買付けを行うもの。

今後、DBJグループが、人材面、ノウハウ面、資金面等にて多面的にサポートし、鬼怒川ゴムの成長戦略の推進、並びに、経営管理基盤及びグローバル体制の強化を支援する予定。また、具体的なM&Aの検討に際しては、DBJグループの豊富な実績を活かしたノウハウをサポートすることに加え、共同投資を含めた成長資金の提供も検討する。