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住友化学、子会社がダイヤベルツリーフーズを子会社化 

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大手総合化学メーカーの住友化学【4005】は、100%子会社である住化農業資材が、ダイヤベルツリーフーズ(以下「DBTF」)の株式を51%取得したと発表した。

DBTFは優良な顧客基盤と、産地での野菜の集荷や加工における高い能力を有し、カッ ト野菜の事業を着実に拡大している。一方、住化農業資材は野菜の種子や苗などの開発・ 生産・販売を行っている。

近年、国内の食生活の変化に伴い、カット野菜などの加工・ 業務用野菜に対する需要が増加している中、住化農業資材はDBTFの株式取得により、同社の経営資源を活用して、加工・業務用野菜の種苗から農産物加工・販売までの一貫したビジネスモデルの展開を図る考え。

住友化学グループは、農薬、肥料等の農業関連資材の販売やサービスの提供、さらには 農業法人の運営、コメの生産・販売、農業の六次産業化などに幅広く取り組んでおり、安 全・安心で効率的な農業生産を総合的に支援する「トータル・ソリューション・プロバイダー(以下「TSP」)」型ビジネスを展開している。

今後、住友化学が出資・運営するサンライズ西条加工センター(以下「SRPC」)とDBTFとの連携により、SRPCへの農産物加工の技術やノウハウの波及も期待できるとし、住友化学は、TSP型ビジネスの拡充を通じて、日本の農業の持続的な発展に貢献していくとしている。