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ヨシムラ・フード・ホールディングス、純和食品を子会社化

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持株会社のヨシムラ・フード・ホールディングス(以下「ヨシムラ・フードHD」)【2884】は、純和食品の株式を取得し、子会社化すると発表した。なお、取得価額は455百万円。

ヨシムラ・フードHDは、食品の製造および販売をおこなう中小企業の支援・活性化を目的とし、持株会社として、グループ全社の経営戦略の立案・実行および経営管理をおこなっている。各子会社の経営に関しては、営業、製造、仕入・物流、商品開発、品質管理、経営管理といった機能ごとに横断的に管理する「中小企業支援プラットフォーム」を構築し、支援をおこなっている。特に、営業支援機能においては、日本全国の販売先をグループ内で共有・活用するほか、ヨシムラ・フードHDグループのネットワークを活用した新規開拓支援により、グループの売上増加に向けて取り組んでいる。

これまでにヨシムラ・フードHDは、事業承継問題や単独での成長に限界を感じている全国の中小食品企業に対し、ヨシムラ・フードHDが構築した「中小企業支援プラットフォーム」を提供することで、これらの問題を解決してきた。

純和食品は、昭和52年に設立して以来、長年にわたりボイル技術やレトルト技術を培ってきた。それらの高い技術力をもとに、ゼリー等のデザート類やレトルト食品等を製造し、販売している会社である。埼玉県食品衛生自主管理優良施設確認制度(彩の国ハサップ)において優良施設に認定された高い品質管理体制や、高い技術力をもとにした企画提案力を強みとして、イオングループをはじめとした大手スーパー量販店などのOEM生産、外食産業や贈答品市場などにも販路を拡大している。

今回の株式取得により、「中小企業支援プラットフォーム」の営業支援機能をはじめとする各機能を純和食品に提供することで、収益力の向上を図る考え。一方で、純和食品が得意とする商品企画・開発・品質管理ノウハウを「中小企業支援プラットフォーム」に取り入れることで、ヨシムラ・フードHDグループのより強固な事業基盤を確立できるとしている。