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プレシジョン・システム・サイエンス、連結子会社を完全子会社化 生産管理体制強化へ

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遺伝子解析、免疫測定などの装置の開発を行うプレシジョン・システム・サイエンス(以下「PSS」)【7707】は、連結子会社であるエヌピーエス(以下「NPS」)の株式を追加取得し、同社を100%連結子社化すると発表した。なお、取得価額は202百万円。

NPSは、医療・介護分野を始めとした様々な分野における装置関係を中心に、電子部品、プラスチック成形品等を製造している。

これまで、PSSは平成24年に、安定的な生産管理体制の確立と製造コスト削減を図るため、NPSの発行済み株式の51.0%を取得していた。

現在、PSSの事業領域である遺伝子診断分野は、感染症やDNA鑑定等の臨床現場における利用の増加により、自動化装置の需要が世界的に広がっている。また、NPSの敷地内には大館試薬センターを設立、装置・消耗品だけではなく試薬も含めた “自動化システム”を提供できる製造設備環境を整えている。

こうした事業環境と進捗状況を鑑みて、今回、更なる品質管理を含めた生産管理体制強化と製造コスト削減を加速すべく、NPSを完全子会社化するもの。

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