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佐藤鉄工、三菱重工メカトロシステムズの水門事業を会社分割により承継 更なる事業発展へ

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  • 2016年6月2日

橋梁、水門などの開発・製造を行う佐藤鉄工は、三菱重工業(以下「MHI」)【7011】の完全子会社であり、機械装置や鉄構プラントの開発・設計・製作を行う三菱重工メカトロシステムズ(以下「MHI-MS」)と、MHI-MSが営む水門事業を、会社分割により事業承継することで合意したと発表した。

佐藤鉄工は、公共部門(水門・鉄管、橋梁)、環境関連部門(破砕機等の産業機械)の2つの分野において、開発・設計・施工を事業として展開している。

日本の社会インフラ市場は、現在足許では、防災・減災、老朽化対策、メンテナンス、耐震化をメインストリームとして重点的に推進され、近年低水準で推移してきた水門市場においても、長寿命化や耐震・津波対策としての整備が求められており、今後順次回復基調を辿るものと考えられている。

佐藤鉄工は、創業より手掛けてきた水門事業を、市場規模に合わせて対応してきたが、今後加速が予想される防災・減災事業やメンテナンス・更新事業への対応に加え、再評価が行われたダム建設に対応するため、水門事業の強化・拡大を行うことを計画していた。

一方、MHI-MSの水門事業は、主に過去のMHI納入設備を対象に、MHIグループの納入者責任を果たすことを目的に、アフターサービスを中心とした事業を行ってきた。

このような状況の中、共に水門事業を手掛ける佐藤とMHI-MSは、今後の水門事業の持続的成長発展のために、これまで築き上げた佐藤の収益力に加え、MHIグループの実績および技術力を承継することで、技術力の向上、受注機会の拡大及びコスト競争力でシナジーを発揮し、新設事業のみならず大規模修繕・大規模更新が期待される保全事業などの水門事業全般において、更なる事業発展を図るため、今回の合意に至ったもの。