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トヨタ自動車、Uberへ出資 ライドシェア領域での協業を検討開始

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自動車メーカーのトヨタ自動車【7203】は、自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリを提供するUber Technologies, Inc.(以下「Uber」)と、ライドシェア領域における協業を検討する旨の覚書を締結したと発表した。また、今回の合意を通じ、トヨタ自動車の100%出資で自動車販売金融サービス等を展開するトヨタファイナンシャルサービス(TFS)および未来創生ファンドから、Uberに戦略的出資を行うと発表した。

近年、クルマの使用習慣の変化に伴い、カーシェアリングの他、クルマの保有者自身がドライバーとなって利用者を乗せる、ライドシェアのような新たな移動提供サービスが、多くの国・地域において急速に発展している。

今回の合意を受け、両社は、TFSが顧客に車両をリースし、顧客がUberドライバーとして得た収入からリース料を支払うサービスを構築するとしている。Uberが現在ドライバー向けに提供している、車両導入を支援する「Vehicle Solutions」プログラムに基づき、リース期間は、顧客のニーズに応じて柔軟に設定可能とする予定。

今後両社は、Uberドライバー向けの車載アプリの開発、両社それぞれの研究活動に関する知見の共有、トヨタ・レクサス車のUberへのフリート販売など、様々な領域で協業の可能性を検討していく考え。