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レンゴー、世界的段ボールブランドのトライウォールを子会社化 段ボール事業強化へ

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段ボールなどの製造・販売を行うレンゴー【3941】は、Tri-Wall Holdings Limited(以下「トライウォール」)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。なお、取得価額は約244億円(221750千米ドル)。

レンゴーグループは、幅広い包装ニーズに総合力で応えるために、製紙・段ボール・紙器・軟包装・重包装・海外の6つのコア事業からなるヘキサゴン経営を推進している。パッケージングのイノベーションのみならず、営業力の強化、積極的な設備投資、国内外でのM&Aを通じて、業容の拡大と収益力の向上に取り組んでいる。

トライウォールは、重量物段ボールの世界的なブランドである「Tri-Wall Pak」、「Bi-Wall Pak」等の商標権を有し、アジア、ヨーロッパの各国で事業を展開しているTri-Wallグループの持株会社である。

重量物段ボールは、レンゴーグループが主に製造している一般段ボール製品とビジネス領域も異なり、レンゴーグループでは本格的には手掛けていない分野である。レンゴーグループは、日本国内はもとよりASEAN諸国に38工場を有していることから、今回トライウォールを子会社化することにより、グループの既存顧客への重量物段ボール製品の拡販、また、Tri-Wallグループの顧客に対するレンゴーグループ拠点を通じた一般段ボールをはじめとするレンゴー製品の販売というシナジー効果が見込まれると判断したもの。

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