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オルトプラス、台湾のゲーム制作会社と資本業務提携 リソースの相互利用へ

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ソーシャルゲームの企画、開発及び運営を行うオルトプラス【3672】は、台湾のゲーム制作会社であるXPEC Entertainment Inc.(以下「XPEC」)との間で資本業務提携契約を締結し、またXPECを割当予定先とする第三者割当増資を行うと発表した。なお、第三者割当による調達資金は855百万円で、うち646百万円については、XPECの株式取得に係る費用に充当する。

オルトプラスは、創業以来、GREEやmobageといったSNSプラットフォームや、App StoreやGoogle Play等のアプリマーケット向けソーシャルゲームの企画・開発・運営を行ってきた。しかし、スマートフォンの急速な普及に伴い、App StoreやGoogle Play等で提供されるネイティブアプリゲームの需要が高まったことで、オルトプラスもネイティブアプリゲームの開発を行うようになったが、家庭用ゲーム機向けのような高いクオリティが求められるため、開発期間の長期化や人的リソースの不足により、採算が取れない状況が続いていた。

このような状況を打開するため、ベトナムや韓国に開発子会社を設立、現地エンジニアの獲得と育成、アジア市場への展開を進めてきた。

一方XPECは、2000年の設立以来、グローバル市場におけるマルチプラットフォームのコンシューマーゲーム、PCオンラインゲーム、ネイティブアプリゲームの開発を主たる事業としつつ、グループ傘下企業にてゲームグラフィックの製作を受託、ネイティブアプリゲーム等の配信にも力を入れている。

オルトプラスがアジア展開を進める中で、XPECグループの持つ開発リソースやゲームグラフィック制作リソースを活用することにより、協業案件の獲得可能性が高まるとともに、XPECグループの持つモバイルアプリケーションプラットフォームに対してオルトプラスのタイトルを提供することにより、オルトプラスの収益拡大及びアジア市場への展開を進めることが可能と判断したもの。

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