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瀬戸信金、日清鋼業と三鈴工業のM&Aを仲介

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瀬戸信用金庫は、アイオー信用金庫と信金中央金庫の100%子会社でありM&A仲介業務を専門とする信金キャピタルと共同で、事業承継の課題を抱える中小企業の支援を行い、M&Aを成立させたと発表した。

今回、瀬戸信用金庫取引先で鋼材加工販売業の日清鋼業が、アイオー信用金庫取引先で製缶板金加工業の三鈴工業全株式を取得し、子会社化した。

三鈴工業は、群馬県伊勢崎市でコンベア等の製缶板金加工を手がける創業60周年超の老舗製造業。親族や社内に後継者が不在で事業承継が課題となっており、取引金融機関であるアイオー信用金庫へ相談し、第三者に経営を引き継ぐ手段としてM&Aによる企業譲渡を希望していた。

一方、日清鋼業は、関東地方への進出を模索していた折に、取引金融機関である瀬戸信用金庫から群馬県に工場を保有する三鈴工業の譲渡案件の紹介を受け、三鈴工業の技術を活かし提供可能な金属加工技術の幅を広げるとともに、関東地方進出の好機と捉え資本提携を決めたもの。

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