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西濃地区でスーパー経営のFT商事、特別清算開始決定

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  • 2016年4月8日

FT商事は3月25日、東京地裁より特別清算開始決定を受けた。申請代理人は、鈴木知幸弁護士ほか2名(東京丸の内法律事務所)。

FT商事(旧:フードセンター富田屋)は、昭和20年9月に個人創業、37年に法人改組、45年にスーパーマーケット「トミダヤ」1号店を大垣市内に出店。以降、西濃地区を中心に22店舗を展開、当地区有名小売チェーンとして知名度を上げ、ピークとなる平成17年8月期には売上高約338億9500万円を計上した。

しかしその後は、競合店の出店が相次ぎ売上高は徐々に低下、26年8月期には売上高約178億円まで減少、23年2月には大手スーパーチェーンとの業務提携を進めたが、提携目前に解消となっていた。

このため、売上減少および赤字拡大が続き資金繰りも逼迫。27年8月に地域経済活性化支援機構による支援が決定した。支援策はフードセンター富田屋を会社分割し、トミダヤに全22店舗を継承するもの。フードセンター富田屋は28年1月4日、現商号へ変更すると同時に本社を大垣市から東京都千代田区に移転。株主総会の決議により解散し、清算業務に入っていた。

帝国データバンク及び東京商工リサーチによると、負債総額は約49億284万円で金融債務のみ。