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ジーンテクノサイエンス、Launchpad12による公開買付け

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創薬ベンチャーのジーンテクノサイエンス【4584】は、合同会社Launchpad12(以下「公開買付者」)によるジーンテクノサイエンスが発行する普通株式に対する公開買付けに関して、賛同の意見を表明するとともに、公開買付者との間で資本業務提携契約を締結すると発表した。

公開買付者は、ノーリツ鋼機【7744】がその議決権の100%を所有する完全子会社であるNKリレーションズ(以下「NKR」)が、ジーンテクノサイエンスの株券等の取得を目的として設立した買収目的会社。

ノーリツ鋼機は、「写真印画紙自動水洗器」の開発を機に昭和31年6月に設立され、 写真処理機器の製造・販売を行ってきた。その後、写真処理機器事業に依存した事業構造からの転換を果たすことを目的に、平成21年4月20日、将来性・安定性のある事業のM&A及び新規事業展開を積極的に行うという役割を担う 完全子会社としてNKRを設立し、M&A及び新規事業展開を中心として事業転換を図ってきた。

ジーンテクノサイエンスは、次の成長に向けた新規バイオ事業のシーズを検討するため、平成27年末頃、ノーリツ鋼機との間で、同社グループが保有する再生医療を始めとするバイオ事業シーズについて技術的な評価及び協業の可能性を検討したが、両社の強みを持ち寄ることで、様々なバイオ事業シーズを包括的に事業化する方向で提携できれば、事業化の成功確率 をより高めることができ、結果的に両社の企業価値をより向上させることができるのではないかとの考えから、平成28年1月中旬、ノーリツ鋼機より出資を含む包括的な協業の可能性についての打診を受けた。

ノーリツ鋼機グループとしては、戦略的領域である医療分野の中で、バイオテクノロジーに卓越した実績及び強みを有するジーンテクノサイエンスとの協業が長期的な成長基盤となる と考えており、また、ジーンテクノサイエンスにおいても、ノーリツ鋼機の保有する医療領域における人材・ネットワーク力、M&A及びM&A後の事業運営に係るマネジメント力、再生医療事業や医療情報事業の既存事業におけるノウハウ及び安定的な資金力を活用することがジーンテクノサイエンスの事業に資すると判断するに至り、両社はそれぞれの強みを活かし たシナジーの創出を目指すことを合意したもの。