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ナブテスコ、ナブコシステムを連結子会社化 製販一体の経営効率実現へ

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機械メーカーのナブテスコ【6268】は、持分法適用関連会社であるナブコシステムの株式を追加取得し、連結子会社化すると発表した。取得価額は3,239百万円。

ナブテスコは、自動ドア事業において、国内事業基盤の更なる強化とグローバル事業の拡大を事業方針に掲げ、日本・欧州・北米・中国の四大自動ドア市場での事業体制を構築するに至った。一方、国内では、自動ドアの顧客への販売・施工及びアフターサービスを担当する ナブコシステム、ナブコドア及びオリエント産業の3大メガ販社とともに、ナブテスコ自動ドアブランドである「ナブコ」の下、日本全域をカバーするナブコグループを形成、50%超の市場シェアを有しており、日本市場をナブテスコ自動ドア事業の基幹をなす最重要市場と位置付けている。

ナブテスコは2012年8月に、西日本地区(九州・沖縄を除く)を担当するメガ販社のナブコドアを完全子会社化しバリューチェーンの一体化を促進してきたが、長期に亘り“利益ある成長”を実現するためには、東日本地区を担当するメガ販社であるナブコシステムを加えてのバリューチェーン一体化を実現し、迅速な意思決定と事業遂行力向上を図っていくこ とが必要となるとして、今回の株式譲渡に至ったもの。

今回の株式取得により、市場のニーズへより迅速に対応すると共に、製販一体となった効率経営の実現を目指す考え。