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ガソリンスタンド等経営のコマレオ、民事再生法の適用を申請 負債総額40億円超

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コマレオは12月14日、山形地裁に民事再生法の適用を申請し同日、保全処分が発令された。申請代理人は菅野修弁護士(晩翠法律事務所)ほか。

コマレオは昭和31年に石油製品および日用雑貨品小売を目的に創業。ガソリンスタンドのほか「コマレオ」の店舗名でホームセンターを展開し、積極的に事業を拡大。さらに、パチンコ店、酒類ディスカウントストア、飲食店など経営の多角化を図り、同地区の流通業者としてはトップクラスの規模に成長していた。

平成7年11月には多額の資金を投じて福島市内に自社運営によるパチンコ店・ホームセンターを中核とした複合型商業施設「コマレオプラザ」を開設し、ピークとなる8年2月期には売上高153億8014万円をあげていた。

しかし、市況の変化や同業者との競合激化から採算は悪化し、過年の投資負担が回収できない状況となっていた。その後も経営環境は好転せず、自力での再建を断念し今回の措置となった。

東京商工リサーチによると負債総額は約40億2,700万円(平成27年2月期決算時点)。