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日本製鋼所、株式交換により名機製作所を完全子会社化 経営資源相互活用へ

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産業機械事業の日本製鋼所【5631】と名機製作所【6280】は、平成28年3月1日を効力発生日として、日本製鋼所を株式交換完全親会社、名機製作所を株式交換完全子会社とする株式交換を行うと発表した。

本株式交換の効力発生日に先立ち、名機製作所の普通株式は平成28年2月25日に上場廃止(名古屋証券取引所市場第二部)となる予定。

日本製鋼所は、電力、石油、天然ガス等、エネルギーに関わる諸製品を柱とする素形材・エネルギー事業、樹脂機械を中心に幅広く産業機械をラインアップする産業機械事業を展開している。一方、名機製作所は射出成形機を日本で初めて開発したパイオニアとして、市場ニーズに適応した事業をグローバル展開している。

両社は、平成27年2月末頃から、日本製鋼所からの申し出を契機として、両社の企業価値をさらに向上させることを目的とした諸施策について協議・検討を重ねており、人材交流の活発化、開発投資の効率化、経営資源の相互活用の推進が必要であるという点で一致した。

日本製鋼所は、シナジー効果を最大限発揮していくためには名機製作所を完全子会社化することが最善の策であるとの考えに至り、今般、本株式交換契約を締結するに至ったもの。