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アニメ制作のマングローブ、破産手続き開始決定

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アニメ制作のマングローブは、11月4日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には安藤信彦弁護士(安藤総合法律事務所)が選任された。

マングローブは、大手アニメ制作会社のプロデューサーだった小林真一郎氏が独立するかたちで平成14年2月に設立。「サムライチャンプルー」や「ErgoProxy」などのオリジナルテレビアニメ作品の制作を手掛けたほか、漫画雑誌、週刊少年サンデーでも連載された「神のみぞ知るセカイ」シリーズのOVA制作やアクションゲーム「戦国BASARA」のムービーパート、また数多くのアニメ作品の制作協力を行うなどの実績を有していた。

ピーク時には10億円以上の売上をあげていたが、近年は制作費の負担などが経営を圧迫し、資金繰りが限界に達し、9月29日に事業を停止した。

東京商工リサーチ及び、帝国データバンクによると、負債総額は債権者237名に対して約5億4450万円。