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セプテーニ、子会社の株式を一部売却 経営資源集中へ

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インターネット広告事業のセプテーニホールディングス(以下「セプテーニ」)【4293】は、5日、子会社であるアクセルマークの一部株式を譲渡すると発表した。

セプテーニグループはこれまで、事業ポートフォリオを適宜見直しながら成長を続けてきた。現在は、収益の柱である主力のネットマーケティング事業、将来的に高い成長性と収益性が見込まれるメディアコンテンツ事業の2つの事業を手がけている。

メディアコンテンツ事業は主に、アクセルマークが手がける「モバイルゲーム事業」とセプテーニの100%子会社であるコミックスマートが手がける「マンガコンテンツ事業」という事業特性の異なる2つの分野で構成されているが、このうち平成26年9月期に新規事業として開始したマンガコンテンツ事業は順調に事業開発が進み、将来の収益化に向けて積極的な先行投資を行っている。

一方、モバイルゲーム事業は事業環境の変化が激しいことから、ネットマーケティング事業とマンガコンテンツ事業に経営資源を集中する一方、モバイルゲーム事業については、アクセルマークが独立性と自由度を高めて機動的な経営を行うことが今後の両社の企業価値最大化につながるとの判断に至り、平成28年9月期以降は同事業を「ノンコア事業」に位置付けるもの。

ノンコア事業化にあたり、セプテーニが保有するアクセルマーク株式の一部を売却し、保有議決権比率を50%未満にする。