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キムラタン、子会社の出資持分譲渡 販売の拡大目指す

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ベビー・子供服の企画のキムラタン【8107】は、連結子会社である上海可夢楽旦商貿有限公司(以下「上海可夢楽旦」)への出資持分の一部を青島大都国際貿易有限公司(以下「青島大都」)へ譲渡すると発表した。譲渡価額は約41,986千円。

キムラタンでは、海外での事業展開を重要な戦略のひとつと考えており、平成24年10月に、中国に上海可夢楽旦を設立し、現地協力工場で生産した自社ブランドの中国小売業への卸販売を主軸として、中国ビジネスを開始している。

大都グループの1社である貿易事業を営む青島大都は、日本製の紙オムツの中国華南地区における販売代理店事業を展開し、5,000店を超える現地小売店に対する販売ネットワークを有している。

キムラタンと大都グループは、中国において日本製「愛情設計」の販売網を拡大していくた めには、製造元であるキムラタンと、中国においてベビー用品の販売拠点を持つ青島大都の両社の合弁による販売会社を通じた製品供給が望ましいとの認識に立って両社で協議を進めてきた結果、既設のキムラタン100%子会社である上海可夢楽旦の持分の70%を青島大都に譲渡することを決定。併せて役員人事も青島大都及びキムラタンの出資割合に応じた構成とする。

これにより中国における運営の主体を大都グループに移管し、同社の販売ネットワーク と中国の営業拠点・人材を活用し、より短期間に販売の拡大を目指すとしている。