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三井造船、ドイツのガス関連事業会社を子会社化 事業拡大へ

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  • 2015年9月30日

総合エンジニアリング企業の三井造船【7003】は、28日、TGEMarineAG(以下「TGE社」)の発行済普通株式の99.36%を取得し、子会社化すると発表した。

三井造船は、中規模汎用ガス運搬の開発・販売を進めている。また、今後グローバルに強化される予定の排ガス規制に伴い、重油の他に天然ガスも燃料として使用できる電子制御式ガスインジェクションディーゼルエンジン(ME-GI)及び燃料ガス供給システム(FGSS)用の高圧圧縮機の開発・販売も進めている。

TGE社はドイツ連邦共和国のボンに本社を持ち、中小型ガス運搬船向けに、タイプCと呼ばれる圧力式ガスタンク及びガスハンドリングシステムの設計、機器調達、及び製造監理等のEPCS事業を行っている他、今後はガス燃料船向けの燃料供給システム、及び浮体式LNG貯蔵再ガス化設備の設計及び製造監理にも事業を拡大していく計画。

両社が有する技術及び設計・製造ノウハウ並びに顧客基盤の間には、高い親和性が見込まれ、相互補完の協業関係を築くことにより、一貫性のあるサービスを提供することが可能となる。

また、三井造船が有するガス燃料を扱う技術を軸とした主機関及び高圧圧縮機等の製品は、TGE社が有するガス燃料供給システムの販売においても大きなシナジー効果を発揮することが期待できるとしている。

三井造船は、平成27年10月1日付けで、TGE社の主要株主から普通株式1,209,489株を約164百万ユーロ(約221億円)で取得予定。これにより、三井造船は、TGE社の議決権の99.36%を取得し、同社を連結子会社とする見通し。