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大阪商工会議所、創薬支援1号のピオニエを設立 2.5億円調達

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大阪商工会議所(以下「大商」)は、カーブアウトベンチャーを活用して製薬会社が保有するシーズの研究開発を促進する、新たな創薬支援スキームを構築し、その第1号として大商は50万円でベンチャー企業「ピオニエ」を設立した。

同社は、塩野義製薬が保有するシーズを導入し、第三者割当増資によって大阪バイオファンドなどから計2億5000万円の資金を得て、塩野義製薬と共同でリード化合物の創製を進める。外部資金を活用できるこのスキームによって大阪の創薬環境を活性化し、新薬創出の成功確率を高めたい考え。

ピオニエは、大商が出資して今年8月、大阪市内に設立。その上で第三者割当増資によって、大阪府や製薬会社、金融機関などが出資して創設した「大阪バイオファンド」から1億2500万円、日本ベンチャーキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルからそれぞれ6250万円の資金を得た。