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ミネベア、スイスのパラドックス社に追加出資し、子会社化へ

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電子機器事業のミネベア【6479】は、2013年12月2日に資本参加について開示したParadox Engineering SA社(以下「パラドックス社」)への資本参加比率を引き上げ100%子会社とすると発表した。

2015年3月期決算発表の際に発表した新「5本の矢」戦略のうち、3本目の矢(照明器具関連製品の拡販)及び4本目の矢(計測機器の売上500億円)をさらに推進するため、パラドックス社を完全子会社とするもの。

パラドックス社は、革新的なM2M(マシン・ツー・マシン:機器間通信)とワイヤレス技術及びネットワーク技術を提供しているスイスの会社で、Internet of things(IoT)や急拡大するスマートシティー/スマートグリッド等の社会インフラ市場、HUMS(Health and Usage Monitoring System)やホームエリアネットワーク(HAN=Home Area Network)市場、工業用スマートセンサー市場等に注力している。

パラドックス社が提供するネットワークシステムは、複数の国においてスマートシティー向けプロジェクトの中核システムとして選定されるなど、高い技術力が評価されている。特に、パラドックス社の異なった無線規格をネットワーク言語に置き換え、インターネットを介してそれらを繋げることができる公開された標準的技術は、多種多様な機器間の双方向通信を可能にする最適なネットワーク方式であるとして、世界的に注目されている。

ミネベアでは、パラドックス社を完全子会社とすることで設備補助事業(JCM)などのスマートシティー向けのワイヤレス街路灯用ドライバーや、照明器具関連製品、都市および産業におけるワイヤレスセンサーネットワーク向けの計測器機等の拡販を推進するとともに、ミネベアの新たな目標である1兆円の売り上げまたは1,000億円の営業利益のどちらかの早期達成をさらに推し進めるとしている。

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