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衣料品のワールドコンクエスト、破産手続き開始決定

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(株)ワールドコンクエストは6月8日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には矢野領弁護士(田邊・矢野法律事務所)が選任された。

平成25年11月号で休刊した男性ファッション誌「men’s egg」の元カリスマモデルだった代表が平成13年4月に創業し、衣料品の通販を主体に自社ブランド「MAYHEM」の小売店を渋谷区や札幌市に出店。「渋谷系」と称される10代~20代の男性を対象にオリジナル商品の開発に取り組み、ピーク時の21年6月期の売上高は約21億2800万円を計上した。

しかし、その後は消費低迷の影響を受け、不採算店の閉鎖などもあり26年6月期の売上高は8億2700万円まで落ち込んだ。同年9月に札幌店を閉店するなど、売上が下げ止まらず業績回復の見通しが立たないことから事業継続を断念したもよう。

東京商工リサーチによると、負債は現在調査中。