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サントリー(2587)、日本たばこ(2914)の株式及び飲料ブランドを買収

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サントリー食品インターナショナル(株)【2587】(以下「サントリー食品」)は、日本たばこ産業(株)【2914】(以下「JT」)との間で、JTの飲料自販機オペレーター事業の子会社である(株)ジャパンビバレッジホールディングス(以下「JB」)及びジェイティエースター(株)(以下「JTA」)等の株式並びに飲料ブランドの取得について基本合意書を締結したと発表した。

買収価格は約1500億円。サントリー食品」はJB株式の所有割合を12.0%から82.6%と引き伸ばし、JTA株式の所有割合を0%から100%とする。

JBは、自動販売機、給茶機、コーヒーサーバーを始め、とりわけ、缶・ペットボトルの自動販売機事業においては、複数メーカーの商品を販売する混載機を主力にオフィス等インドア・ロケーションの開拓力と、全国規模の顧客基盤・事業基盤を通じて幅広い飲用機会を強みとしている。また、JTAも千葉県、茨城県、栃木県を中心に有力自動販売機事業の基盤に強みを持つ。

サントリー食品は、JTより、近年需要が拡大しているボトル缶コーヒー「Roots」及びニアウォーター市場のパイオニアである「桃の天然水」の両ブランドを取得し、JTグループの自動販売機事業がもつグループ総合力を活かしたロケーション開拓力、高いルート効率、機材調達力、そしてR&D力等の強みを、JB・JTA グループのプラットフォームと融合させ、販売台数の増加と収益向上を狙うと見られる。

今回の大手同士間での買収劇により、自販機業界における他社への影響も多いとされ、引き続き激戦が予想さる中、事業形態、運営方法、新しい技術開発など、各社による経営戦略に今後の注目が集まりそうだ。

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