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家電通販サイト「まいど」運営のディーケイシーなど2社、破産手続き開始決定

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(株)ディーケイシーと、関係会社の(株)DMCの2社は、4月27日に東京地裁へ自己破産を申請し、28日に破産手続き開始決定を受けた。申請代理人は西尾政行弁護士(ライツ法律特許事務所)。破産管財人は土岐敦司弁護士(成和明哲法律事務所)。

ディーケイシーは1998年に設立。家庭電化製品のインターネット通販サイト「家電専門店まいど」を運営し、AV機器、エアコン、パソコン、洗濯機、冷蔵庫といった各種家電製品などを販売していた。2014年3月期の年売上高は約116億円で、2013年ヤフーベストストアAV部門で第1位、総合部門・家電部門で上位になるなど、優良店舗として評価されていた。

しかし、今年3月に、一部で社員がポイント詐取の不正行為の疑いも指摘されるなか、その後は実質的な活動を停止していた。

2009年に設立された(株)DMCも、(株)ディーケイシーに連鎖する形で今回の措置となった。

帝国データバンク及び東京商工リサーチによると、負債はディーケイシーが約65億4000万円、DMCが約9億5000万円で、2社合計で約74億9000万円。