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三菱日立パワーシステムズ、三菱重工メカトロシステムズ、日立プラントコンストラクション、集じん装置事業を統合へ

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三菱日立パワーシステムズ(株)(以下「MHPS」)、三菱重工メカトロシステムズ(株)(以下「MHI-MS」)および(株)日立プラントコンストラクショ ン(以下「HPC」)は、MHI-MSとHPCがそれぞれ手掛ける集じん装置事業を統合し、MHPSグループとして集じん装置の新会社を設立することで合意 し、契約を締結したと発表した。

MHPSグループが展開する多様なAQCS(Air Quality Control Systems:大気環境対策システム)事業に集じん装置を加え、製品のフルラインアップ化をはかりAQCS事業を一層強化するのが狙い。3社は近 く、そのための準備会社を立ち上げる方針で、10月1日の新会社発足を目指すとしている。

新会社は、MHI-MS、HPCの集じん装置事業を分割・承継して、MHPSの100%子会社として設立するもので、電気集じん装置を中心にバグフィルターそのほかの関連設備の製造・販売・アフターサービス事業を推進する。

今回の合意は、集じん装置事業の強化拡大に向け3社の思いが一致したことによるもので、MHPSはAQCS事業として現在、脱硝装置、脱硫装置、ガス・ガスヒーター(GGH)熱回収装置、GGH再加熱器などを手掛けているが、MHPSグループとしてこれに集じん装置を加え、AQCSのフルラインアップ化を実現する。また、MHPSが持つ海外対応力をフル活用することにより、課題となっていた集じん装置の海外展開を一挙に加速していく考 え。さらに新会社は、MHI-MS、HPC両社が持つ産業分野への強みを活用して、電力会社向け以外の分野でも競争力強化をはかるほか、アフターサービス事業も拡充させていく方針。

MHPS、MHI-MS、HPCの3社は今後も、密接に連携しながら、新会社の今秋の発足に向け、必要な準備を協力して着実に進めていく。

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