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元・一般土木工事のエスケイ(株)、破産手続き開始決定

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エスケイ(株)は、2月23日に広島地裁より破産手続き開始決定を受けた。破産管財人は中井竜弁護士(弁護士法人広島総合法律会計事務所)。

エスケイは1949年に設立された総合建設業者で、官公庁関連の道路整備や庁舎建築、マンション建築などの民間工事など、幅広い工事を受注し、中堅のゼネコンに成長していた。その後、工業団地開発に着手し、1996年5月期には年売上高約117億6900万円を計上していた。

しかし、その後は不動産部門への投資による借入金が重荷となり、財務内容も悪化したため、2002年5月に会社分割により新会社へ不動産部門を移行するなど再生を図っていた。

2009年1月に受注先のマンションディベロッパーが民事再生法の適用を申請したため、大口の不良債権が発生し、財務内容は大幅な債務超過に陥った。このため、金融機関の支援を受けながら2009年5月に会社分割により工事部門を別会社へ移管して実質休眠状態となっていたが、債務の整理を進めており今回の措置へと至った。

帝国エータバンク及び東京商工リサーチによると、負債はグループ会社の保証債務約60億円を含めて約75億円。

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